

疼痛性障害とは、体には原因は見つからないのに、ズキズキと痛みが長く続く病気です。
この痛みは体のどの場所にも出てきて、数か所のこともあります。あまりにも激しいので鎮痛剤を使っても、痛みが治まることがないのです。
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痛みの種類は、熱があったり、しめつけられたり、しびれたり、ピリピリ感、ジリジリ感、ヒリヒリ感といろいろあります。痛みの場所は、頭や顔面、胸、腹、骨盤などに多いようです。ケガや手術後に起こることがあります。
急に痛みは始まり、数週間から数か月の間に悪くなっていきます。しかも、痛み止めを使っても治らず、慢性化していきます。痛みがある時は、仕事や家事ができなくなってしまうのです。
痛みがあるうちは、周りからの愛情や同情、金銭的な援助を受けることができます。痛みがなくなると、これらが無くなってしまうと思うと、ますます痛みが長引くのです。
人は何か悩みがあるとき、誰にも話せないでいると、体に痛みを感じるときがあります。これはすごく不思議なことですよね。悩みを誰にも打ち明けられないのは、どうしてでしょうか。心のずっと奥にある感情を言葉で表すのが苦手だからではないでしょうか。このような人を「失感情表現症」といいます。
恨みやひがみ、ねたみなどを感じても自分ではわからず、代わりに体の症状が出てしますのです。不満を言うのは自分の弱さを認めてしまうので、他人には甘えられません。でも、体の痛みなら伝えやすくなります。
検査や治療を繰り返しても、痛みの原因がわからず診断もはっきりとできないので、痛みが長引いているなら、医師から精神神経科を紹介されます。
医師は、痛みと共に生きることを勧めることから始めていきます。痛みがあっても、日常生活が送れると説明してくれるでしょう。悩みと向き合うのが1番なのですが、本人にはとても辛いことです。そのために医師は、生活指導をしてくれるでしょう。
世話をしたり、親切にしてあげても痛みは良くなりません。痛みがあると、周りからやさしくしてもらえるなどと無意識に考えてしまうからです。悩みを分かってあげようとするもの大切なことですが、ますます長期化することとなります。