「断り状」についてのポイント
1. 断る理由を明らかに
理由もなく断るのは失礼です。納得のいく理由をできるだけ簡潔に伝えましょう。自分の信条から勧誘や贈答を断る場合は、その理由をきっぱりと告げます。もし正直に理由を述べると支障がある場合は、「あいにく先約があり」などというふうに差し障りのない理由にします。また、縁談を断る場合は、破談理由は必ず自分の側にあることにします。
2. 相手を思いやる
頼みごとを断るときは、役に立てなかったことを心から詫びます。また、招待や勧誘を断るときは、相手の好意や世話に感謝することを忘れないようにしましょう。
よく使う言い回し
出席を断る
「このたびは参上かないませんが心からご盛会をお祈りいたします」
勧誘を断る
「ご趣旨にそいかねるので」
「教え子の保護者からの贈り物を断る」
拝啓
春分の候、皆様にはお元気なご様子、なによりと存じます。
さて、本日はけっこうなお品をいただきまして、まことにありがとうございました。
あいにくですが、私は保護者の皆様からお贈りくださるお品はお受けしないことにしており、これまでもその信念を貫いてまいりました。
ご好意だけはありがたく頂戴することといたしまして、はなはだ勝手ながらお品はご返送させていただきました。どうぞお気を悪くなさいませぬようご承知おきください。また、以後このようなお気遣いはなさいませぬよう、重ねてお願い申し上げます。
まずはお礼かたがたごあいさつまで。
かしこ
「知人の借金依頼を断る」
拝復
ご書状拝見いたしました。ご事情をうかがって、ご同情に耐えません。できることなら貴兄のご要望にお応えしたいのですが、あいにく当方も今年は出費がかさみ、現在銀行から融資を受けている身です。日頃のご厚情に報いるべき好機に何のお役にも立てず、まことにふがいない限りですが、なにとぞあしからずご了承ください。
ほかにご良策がありますことを、ひたすらお祈り申し上げております。
敬具
「出席を断る」
拝復
ご丁寧なご招待、まことにありがとうございます。あいにく当日は出張のため、出席できません。機会がございましたら、ぜひまたお声をおかけください。
草々